必要性を問われ始めた大学進学と、奨学金制度の利用者についての議論がツイッターで話題に!
就職するため、奨学金を借りて大学に進学したのはいいものの、いざ就活をしたら就職できず。
非正規(アルバイト)のまま、もしくは働かず返済期限がきてしまい、奨学金を返せず保証人である家族もろとも自己破産へ。
「お金を借りといて返さないなんて、そんな無責任な話があるか!」と怒りの声が上がり、ツイッター上で白熱した議論が交わされている。
ツイートがこちら
奨学金破産がtwitterのトレンドにあって「返せなければ借りるな」「金無ければ高卒で就職しろ」と言葉があるけど、お金無い人にはお医者さんとか教員とか大卒資格職が必要な夢を目指す権利も無いのかな…
他人事じゃない( ´・ω・`)— ロク (@roku_600) 2018年2月11日
事の発端は、就職氷河期世代が、「20年以内の奨学金返済」の期限を迎えたこと。
そしてお金がなく、奨学金を返せず、自己破産する人がここ5年間で、1万5千人を超えたことで話題に火をつけました。
大学に入るお金はないけれど、どうしても学びたいことがあったり、なりたい職業のために奨学金を借りて大学に進学する人はたくさんいるでしょう。
奨学金というのは、言わば借金ですから、借金を背負ってでもやりたいことがある人のためにも、奨学金は大事な制度と言えます。
ですが、目標もなく「今の時代、就職するならとりあえず大学進学」と考えている人も少なからずいます。
目標なく大学に進学したことで、遊び惚けて将来のことを考えていない人が、「奨学金を借りてまで大学に進学する意味があるのか。」という意見もあります。
なんとなくで進学しても、大学在学中に目標を見つけたり、将来の夢を見つけ、必要な資格を取ることもあるでしょう。
しかし大学を卒業しても就職せず、奨学金を返そうとしない一部の人が、今回の奨学金破産を招いた原因の一部でもあるのではないでしょうか。
奨学金の請求は、借りた本人だけでなく、保証人となった親や親戚らにもおよび、悲劇を呼んでいます。
最悪の場合、家族や親戚の家庭さえも壊しかねないのです。
なので奨学金の申請の際は、よく調べ、自身で無理のない返済計画を立てることが重要です。
日本学生支援機構が行う、奨学金制度の概要と自己破産の詳細がこちら
https://www.asahi.com/articles/ASL1F7SBXL1FUUPI005.html
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