2017年2月24日に任天堂から著作権侵害行為及び不正競争行為で提訴された株式会社マリカー。
著作権侵害がニュースで報道され日本中で話題になったものの、ニュースを見たユーザー達がたくさんサイトに訪れてしまったため一時見れない状態となった。
このまま沈黙のままか?
と思われたが夜遅くに株式会社マリカーが声明発表を掲載。
しかし、掲載した内容がとにかくひどいと話題になっている。
一部引用
「任天堂さまの突然の提訴により、問い合わせへの対応や取引先への説明などで、私たちのサービス業務にも大きな影響が出ております。ホームページもパンクして閲覧できなくなり、メールも受信できなくなり、電話回線もパンクしたことにより、お客様で迷子になった方も発生しており、皆様への対応が遅くなったことを重ねてお詫び申し上げます。」
「世界的企業との法的紛争となると、どの程度の負担がかかるのか想像することもできません。」
など、
企業が報道機関や世間に公式に発表する文章としてはとてもありえないような言葉が並んでいる。
提訴のせいでサーバが落ちた、世界的企業との法的紛争は負担だ、著作権侵害をしていたにも関わらず被害者のような口述もあったため批判がさらに集中している。
詳細はこちら
「お客様で迷子になった方も…」任天堂から提訴された“株式会社マリカー”声明発表
このニュースに対し、一般の人々からは
子供じみている。企業が出す声明発表としてありえない。被害者気取りなの?
などの声がほとんど。
さらに文章の内容の一部が、任天堂の怒りをさらに買うのでは?と専門家が指摘している。
【引用】
企業の危機管理として、極めて危なっかしい声明です。
権利を保有する任天堂がすでに正式に訴訟を提起していますので、法的な決着は別にして任天堂が認めていない事は明らかです。それに対してサーバーがパンクした、お客さんが被害を受けた、他の違法な事業者とは違うなど過剰に正当性を主張し過ぎているように見えます。
任天堂との間に何かしら齟齬があったのかもしれませんが、現段階でこのようなコメントを出す事はかえって任天堂の態度を硬化させかねません。自社のダメージを減らそうとするあまり、任天堂や任天堂のファンの敵に回すような対応です。
「お客様で迷子になった方も…」任天堂から提訴された“株式会社マリカー”声明発表
このニュースを読んで数年前に起きたある事件ととても似ていることを思い出した。
それは、ネットの著作権問題で話題になった「BUZZNEWS」事件だ。
詳しく知らない人のために、「BUZZNEWS」事件を簡単に説明すると、
ネットニュースサイト「BUZZNEWS」が、他社や他人が書いた文章や画像や動画を許可を得ずに盗作し勝手に掲載していて話題となった事件。
他社や他人が作成したコンテンツを丸々パクるだけでなく、想定被害件数が数万件にも及ぶとあって大炎上した。
その後、炎上や盗作に対する声明発表をBUZZNEWSが公開したのだが、企業として出す文章ではない!
と似たような形で炎上した。
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