2017年キュレーション・転載サイト対策!Googleがパクリサイトの検索順位を下げる

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【2017年2月7日追記】2016年年末、ネット業界を騒がせたディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するキュレーションメディア「WELQ問題」。

他サイトの文章や画像、動画を引用の範囲を超えた形で利用する、命に係わる問題でも間違った情報を掲載し他サイトからの無断転載が多い、など多数の問題を抱えて炎上した事件。

この問題はWELQだけでなく、他の企業が運営するキュレーションメディアでも同様の問題が発生しておりたびたび浮上している。

そして、
これらのサイトは8000文字というとてつもない量の文章を多数掲載し、Googleに質の良い記事だと誤認させ検索上位を独占するSEO対策を行っていた。

間違った情報を掲載している、または他社のコンテンツを無断で転載している記事が、正しい情報を載せた記事やオリジナル記事よりも検索上位に表示されているという現状に、Googleのアルゴリズムへ不満を持つ人も少なくない。

そんななか、Googleが低品質なコンテンツを掲載しているサイトの順位を落とすために日本独自にアルゴリズムの改良を加えたと発表し、期待の声が高まっている。

Google-日本語検索の品質向上にむけて

実際、どんなサイトの順位が下がることになるの?

下記の記事によると、
キュレーションメディア“狙い撃ち” Google検索、アルゴリズム変更の狙い

【引用】
今回の変更により、検索上位に表示されることのみを重視し、記事の内容や質が低いサイトの検索順位は低下。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、上位に表示されるようになる

とある。

WELQでは、肩こりは幽霊のせい、風邪には家系ラーメン(濃厚でこってりとしたラーメン)が有効など、医学的根拠のない記事を掲載していた。

これらは知識として間違っており、読者やユーザーのためではなく、検索上位に表示されるために掲載していた文章。

風邪を治す方法を提供するなどユーザーに役立つことよりも、検索上位に表示されることのみを重視したサイトの検索順位が落とされたようだ。

SEO専門家の辻正浩さんが例としていくつかのキュレーションメディアを挙げた。

こちらではそれらのサイトのうち「RETRIP」という旅行サイトに注目したい。

RETRIPは月間約2000万PVを誇る人気サイトで、旅行好きな人なら一度は見たことがある人も多いであろう人気サイト。

こちらのサイトも画像の無断転載がたびたび問題となっている。

試しに「東京 観光」「ハワイ」「大阪 観光」というキーワードで検索してみたが、1~5位に表示されており、検索順位が下げられた様子はない。(2017年2月3日)

アルゴリズム変更後、精度を調整して対象サイトを広げるケースが多いため、「今後、対象サイトが更に広がる可能性は高いのではないか」と辻正浩さんは話す。

また、「アルゴリズムで抽出された特定サイトの一部ページだけに影響する」とも話しているためサイト自体の順位が下がるという可能性は低いかもしれない。

検索順位がどう変動するか、まだ調整は始まったばかりなのでこれからの変動に期待したい。

【追記】再調査!

2017年2月7日に「東京 観光」というキーワードで「RETRIP」という旅行サイトの検索順位を再度調べたがまだ上位5位以内に表示されたままのようだ。

しかし、現在も検索順位を下げる範囲を広げているようで、2ちゃんねるまとめサイトなどの順位もどんどん下げられてきているとのこと。

Googleの対策により、これからはオリジナル記事を作成した記事が上位を独占する日もそう遠くはないはずだ。